1. HOME
  2. 睡眠関連コラムセロトニンが不足するとどうなるの?不眠との関係や補い方

セロトニンが不足するとどうなるの?不眠との関係や補い方

寝そべって考え事をする男の子

ビタミンや食物繊維と違い、あまり聞きなれないセロトニン。実はこれ、人間が生きていくためには欠かすことの出来ないホルモンの一種で、不足することで様々な悪影響があるとされているのです。今回はその悪影響についてと共に、適切な補い方もご紹介します。

セロトニンが不足すると?

セロトニンというのはノルアドレナリン、ドーパミンと共に通称「三大神経伝達物質」と呼ばれています。そのセロトニンが持っている代表的な働き、それはメラトニンを作り出すことです。メラトニンというのは夜になると自然と分泌されるホルモンで、睡眠に大きく関係しています。

そんなメラトニンはセロトニンを材料にして作りだされるため、セロトニンが不足すると分泌量が低下。それによって睡眠に関する悪影響のひとつ、不眠を引き起こすのです。この不眠が長続きしていくと鬱などの精神疾病に発展することもあり、いかにセロトニンが重要かということが分かります。

他にもセロトニン欠乏症と呼ばれる症状を引き起こすことがあり、無気力となり常に怠惰感がつきまとうようになるのです。さらに、三大神経伝達物質のドーパミンがセロトニンの抑制から解放されて暴走し、結果として楽しいことばかりを求めるようになり、最終的にはアルコールやネットなどの依存症に陥ることもありえます。

ちなみにセロトニンはストレスや不規則な生活リズム、運動不足などで減少すると言われており、現代人であればひとつくらいは当てはまるのではないでしょうか。このセロトニンが不足したまま放置すれば症状は悪化してしまうので、出来るだけ早めに補うようにしましょう。

セロトニンは食事で補える?

セロトニンを何で補うか考える際、一番早く思いつくのは食事で補う方法では無いでしょうか。ただ、残念なことにセロトニンは食事で補うことができません。というのもセロトニンは体内で作りだすしか増やす方法がなく、いくら探してもセロトニンを含んでいる食品なんてものは存在しないのです。

しかし、食事での摂取を諦める必要はありません。何故ならセロトニンの摂取が無理でも、セロトニンの材料となってくれるトリプトファンの摂取は可能だからです。トリプトファンというのは体内に入ると即座に脳へ移動し、そこでセロトニンへと変化してくれます。ですので、セロトニンを食事で補おうと思ったら、少しまどろっこしいのですがトリプトファンの含まれた食品をチョイスして食べるようにしましょう。

トリプトファンは魚類やナッツ類、大豆類やバナナなど、それなりに豊富な食品に含まれています。食事での摂取で改善が見られなければ、量が足りないと思ってサプリを服用するのもいいでしょう。

トリプトファンを補ったからと言って、すぐに不眠や鬱が解消されるわけではありませんが、徐々に変化を感じることができるはずです。病は気からとも言いますし、ぜひ疑わずに続けてみてください。

人と話して補う?

変な話ではありますが、実はセロトニンは人と会話することでも増えるのです。そのため、近所づきあいがあったり、家族が多かったりする時代にはセロトニンの不足が問題になることは少なく、不眠という現象も今ほど多くはありませんでした。

とは言っても、いきなり近所づきあいを始めるのも変ですし、若い人だと兄弟がいないということも多いでしょう。そこで、少し恥ずかしいかもしれませんが、たまには親と電話でもしてみてはどうでしょうか。何気ない会話でもいいのでコミュニケーションをとっていけば、セロトニン不足は多少改善していきます。もちろん会話だけでセロトニンを完全に補うのは難しいですが、そこに食事やサプリのトリプトファンも加われば問題ないでしょう。

セロトニンを増やす方法はひとつではない

セロトニンを増やす方法はひとつだけではありません。他にもどんな方法があるのか、少し挙げてみましょう。

規則正しい生活を心がける

まったくもって当たり前のことになるかもしれませんが、やはり何を目指すのであれ規則正しい生活を送ることはすべてにおいて基本となります。生活リズムの乱れは、自律神経の乱れや睡眠リズムの乱れ、あらゆるもののバランスを崩してしまうきっかけとなるものです。ですから自分の調子が悪いと感じた時は、普段の生活を振り返ることが大切です。どんなに忙しい毎日を送っていたとしても、基本を決して忘れてはなりません。

ウォーキングなど適度な運動を

こちらも同じように言われることかもしれませんが、ウォーキングなどの適度な運動、とくに有酸素運動はからだのためにとても必要なことです。適度に体を動かすことは血流の改善にも繋がり、メンタル面のケアとしても有効になります。ストレスを感じると血行が悪くなってしまうため、少し体を動かしてあげることでリラックス状態へ導きやすくなるのです。

太陽の光を浴びる

太陽の光を目に入れること、これだけでセロトニンの分泌量を増加させることが期待できます。規則正しい生活を送ることに繋がるかもしれませんが、朝にきちんと太陽の光を浴びることは体にとってたいへん重要なことなのです。体内時計を整えるという意味でも大切なことですので、朝目が覚めたらカーテンを開ける習慣をつけましょう。これは休みの日でもです。毎日行うことで、セロトニンを増やす効果が期待できるでしょう。

ストレスやあらゆるものから強いからだづくり

先ほどご紹介してきたものは不眠を解消させるための方法でもあり、健康な体づくりにも繋がっていくものです。もちろんストレスから体を守ることとも関係しているなど、不眠をあらゆる角度からアプローチしていくためにも役立ってくれるでしょう。

健康な体をつくることで、負けない強いからだに。この日々の積み重ねが不眠を防ぐことにもなるのです。人間の体はデリケートなものだからこそ、ちょっとしたことがきっかけで眠れなくなるものです。体が弱っているとその可能性はより高くなってしまいます。

そうならないためにも、普段からできることはやってみる。不眠に負けない体をつくっていく努力が大切になるのではないでしょうか。ぜひセロトニンを増やす生活=健康のための体づくりを意識してみましょう。

  • グットナイト27000朝までぐっすり幸せな休息時間を…

    © 2019 睡眠快眠ナビ All Rights Reserved.