1. HOME
  2. 睡眠関連コラムストレスが原因でレム睡眠が長くなるって本当?対策するならセロトニン

ストレスが原因でレム睡眠が長くなるって本当?対策するならセロトニン

ストレスが原因でレム睡眠が長くなるって本当?対策するならセロトニン

皆さんはレム睡眠、ノンレム睡眠という2つの睡眠をご存知ですか。人間は基本的に90分周期でこれらを繰り返して休息をとっています。しかし、ストレスが原因となってバランスが崩れることがあるのです。今回はこの問題について解説します。

ストレスとレム睡眠

人間の繰り返すレム睡眠とノンレム睡眠、これを言い換えると浅い睡眠と深い睡眠。浅いレム睡眠の時には完全に休んでいるわけでなく、記憶を整理したり夢を見せたり、脳が働いている状態です。簡単に言えば半休息状態といったところでしょう。

これに対して深いノンレム睡眠は完全休息状態。脳は活動を止め、体全体もリラックスした状態です。特にストレスもなく、体に異常をきたしていなければ基本的にこれらは一定間隔で繰り返され、十分な休息を与えてくれます。

しかし、強い精神的なストレスを受けた場合は別。実はストレスを受けると記憶の整理時間が長くなり、それに比例してノンレム睡眠が短くなってしまうのです。これの何が問題かと言えば、睡眠時間の大半が浅くなってしまうので疲れが抜けきらないのです。

たとえば、正常な人は6時間睡眠のうち3時間が深いノンレム睡眠なので、寝起きスッキリ、昨日の疲れも残りません。これに対してストレスの多い人は同じ6時間でもノンレム睡眠はたったの1時間、これでは昨日の疲れがとれず、次の日に持ち越しです。少し極端な話ではありますが、レム睡眠が長くなれば、それだけ睡眠の質が下がるのは事実。ストレスを感じる方は対策の必要が出てきます。

対策にはセロトニン

レム睡眠とノンレム睡眠のバランスを取り戻すにはセロトニンが必須です。セロトニンは脳内物質のひとつで、朝になれば覚醒効果をもたらし、交感神経に働きかけ、アクティブな行動を可能にします。そんなセロトニンにはもうひとつ、睡眠を助ける効果があるのです。

夕方ごろになるとセロトニンは1日の役目を終え、徐々に活動を低下させます。この時、体内ではメラトニン、通称「睡眠ホルモン」の分泌が始まり、徐々に眠る準備を始めるのです。このメラトニン、実はセロトニンが無いと作りだされない性質があり、セロトニン不足はそのまま睡眠の質を低下させることに繋がります。

ストレスの多い方の場合、ストレスから睡眠不足を発症、そこからストレスの増加と言った泥沼に陥りがちですが、セロトニンを増やすことで睡眠の質を改善し、泥沼から抜け出せるでしょう。

セロトニンとサプリ

セロトニンが睡眠の質を上げることが分かっても、セロトニンの増やし方が分からなければ意味がありません。そこで、睡眠の質を比較的早く改善できるよう、睡眠サプリはいかがでしょうか。直接セロトニンを含んではいませんが、サプリにはセロトニンの原料であるトリプトファンが含まれています。

少し遠回りになりますが、これ以上の方法はなかなか存在しません。あるとすればメラトニンの直接摂取ですが、これは副作用の危険性もあるので、出来れば安全な国産の睡眠サプリが良いでしょう。

セロトニンと運動

セロトニンは軽い運動で増えることも分かっています。ウォーキング、ランニング、水泳、フラダンス、何でもいいので一定の動きを繰り返す運動を始めてみてください。何故、一定の動きかと言えば、それがセロトニン分泌を増やすのに最適だから。いわゆるリズム運動でサプリと共に分泌を促しましょう。運動はストレス解消にもなるので一石二鳥です。

また、太陽光もセロトニンの分泌量も増やします。日中に太陽光をしっかり浴びればセロトニンが補給され、夜になればそれがメラトニンへと変化。さながら光合成のようなもの、天気の良い日は植物になった気分でゆっくり太陽光を浴びるのも良いと思います。これらの方法でノンレム睡眠を増やし、ストレスも解消しましょう。

人の感情とも大きく関わっています

セロトニンはただ睡眠への対策として作用するだけの成分ではなく、人間にとって感情をコントロールするためにもとても重要な役割を担っています。全体量から見ると僅か数パーセントであるため、その数字だけを見てみるとあまり関係のないもののように思われます。

しかしこの脳内のセロトニンがなければ、人は精神の安定をはかることが難しくなります。これはただ悲しい、憂鬱といったいわゆるネガティブな感情だけにいえるものではありません。喜びや心のプラス面における部分にも大きく関わっているものです。

つまり正常な状態であれば、感情は正常に働きかけます。ところがセロトニンをはじめ神経伝達物質が不安定な動きを見せると、心もそれに同化するように落ち着かないものになってしまうのです。とくにセロトニンは感情のブレーキ役という重大な役割を持っているので、それがなければ情緒不安定になってしまうのは明らか。

睡眠を正常にするためだけでなく、こういった見えない部分にも大きく影響を与えているのです。逆に言えば、精神があまり安定していない場合はセロトニン不足を疑ったほうがいいでしょう。感情のメリハリがあることは健康な体を保つことにも繋がるのです。

出来ることから一つずつ改善しましょう

セロトニンを増やすためにはサプリメントが一番手っ取り早いように思われるかもしれません。確かに目に見えて摂取する、という手段をとれるという点においては一番安心できることは確かです。ですが、サプリメントだけを摂取していればそれですべてが解決するわけではありません。

先ほどもご紹介したように適度な運動も必要でしょう。これはセロトニンを増やすことだけでなく、体内の血行をよくすることでからだ全体の巡りを高めることにも繋がっていきます。つまりは眠りに関してだけでなく、健康な体づくりに欠かしてはならないということです。睡眠のために出来ることはすなわち健康のためにできること、これはイコールで繋がっているものです。

ストレスが関わってくることで睡眠の質が左右されるのであればセロトニンだけでなく、ストレスを解消させるための手段についても重点的に取り組んでいくようにしましょう。これは眠るためだけではありません。人が健康に毎日を幸せに生きていくために大切なことなのです。是非セロトニンを毎日取り入れながら、質の高い眠りについて向き合ってみましょう。

  • グットナイト27000朝までぐっすり幸せな休息時間を…

    © 2019 睡眠快眠ナビ All Rights Reserved.